「基本教育・訓練」を実施、豪雨災害にも対応

基本教育・訓練については、(1)東海ブロック(愛知、岐阜、三重、新潟、長野、富山)と(2)九州ブロック(福岡、長崎、大分、佐賀、鹿児島、宮崎)で実施しました。

6月26日(金)~27日(土)、愛知県江南市で実施した東海ブロックでの教育・訓練には、54名が参加、7月12日(日)~13日(月)、福岡県福津市で実施した教育・訓練には、42名参加が参加し、県の防災計画について学ぶとともに、普通救命講習(九州ブロックは救急法)、非常食体験を実習していただきました。

第1日目

時間 内容 講師
14:00~14:20 【開会・オリエンテーション】 
基本教育・訓練について
災害救援指針(案)について
JBUパワーバンク事務局
14:20~15:40 【講義】
各地域の防災計画について
「県の防災計画」
県防災担当
15:50~17:50 【実習】
普通救命講習「心肺蘇生・AED使用方法」または救急法「応急手当」
日本赤十字社支部

第2日目

時間 内容 講師
8:30~11:30 【実習】
非常食体験
【基礎講座復習】
基礎講座確認テスト・解説
災害救援ボランティア推進委員会
11:30~11:45 【閉会】
アンケート記入、閉会あいさつ
JBUパワーバンク事務局

心肺蘇生・AED訓練

応急手当

炊飯袋でご飯を炊く

AED:Automated External Defibrillator の略語。自動体外式除細動器。突然心臓が止まって倒れてしまった人の心臓のリズムを、心臓に電気ショックを与えることにより再び正しいリズムに戻し、蘇生するための治療機器。

参加者からは、普通救命講習、救急法や炊き出し訓練の実習が「参考になった」ということで評価は上々でした。

今後も未実施のブロックまたは県本部との調整を行い、実施していきます。

折しも7月19日(日)からの活発な梅雨前線の影響により、中四国地方で記録的な大雨となり、山口県下では土砂崩れや土石流による災害が発生しました。特に山口県防府市では家屋浸水や斜面崩壊による人的被害を伴う災害も発生しています。

基幹労連は、中国・九州北部豪雨災害を、救援を行うべき災害と判断し、7月28日(火)、中央災害対策本部を設置しました。

この決定に基づき、8月1(土)~2日(日)に山口県のパワーバンクメンバー9名が、8月8日(土)~9日(日)に、山口・広島・福岡県のパワーバンクメンバー23名が、山口県防府市に入り、土砂の撤去作業を行いました。

現場で土砂撤去作業に従事